PROFILE
穴見 めぐみ MegumiAnami (composer/pianist)
山口県下関市出身。
梅光女学院高等学校音楽科を経て東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。
(財)野村学芸財団奨学生。
第四回宮日音楽コンクール作曲部門グランプリ受賞。
2006年より故郷山口県の童謡詩人、金子みすゞの詩による歌曲の作曲を続けており、多くの歌手によって演奏・CDに収録されている。
映画『八重子のハミング』(監督 佐々部清/2017年)で映画音楽デビュー。
最初8館から始まった上映は全国104館まで広がった。産経新聞 九州山口版『夢を追う』で4日間に渡り自身の半生が連載され、KRY山口放送 『スクープアップ山口』(2012年)『KRY ニュースライブ』(2016年)などで活動が特集される。その後も劇伴でのオーケストラ編曲、演奏指導、スタジオレコーディングなど活動は多岐に渡る。
【主な委嘱作品】
宇部フロンティア大学校歌・応援歌(2005年)
コール梅光『光の子らしく』(2007年)
豊浦ふるさと賛歌『望郷』(2014年)
万葉集の短歌を用いた万葉オペラ『万葉歌絵巻 霧の風早 恋の歌』(2019年・東広島市)
下関市立初の小中一貫校「名陵学園」校歌(2022年・下関市)
その他作編曲作品多数。
伴奏ピアニストとして、これまでにバリトン歌手 河野克典氏のピアニストを務める他、多くの著名な歌手と共演している。ソプラノ歌手 鷲尾麻衣氏のファーストアルバム『Mai World』(オクタヴィアレコード/2017年)ではピアニストを務め、自身の金子みすゞの歌曲4曲も収録されている他、編曲も担当している。二期会week in サントリーホール、東京文化会館コンサートシリーズなども参加しており、ソリストから厚い信頼を寄せられている。
近年ではシューベルトの魔王と義太夫で語る魔王を歌い比べる企画『和と洋で聴く シューベルトの魔王』で、義太夫節の豊竹呂太夫氏、バリトンの河野克典氏と東京・大阪・兵庫で共演し好評を得ている。
2022年には人間国宝である大槻文蔵氏が芸術監督を務める狂言風オペラ(大阪の大槻能楽堂、東京の観世能楽堂)公演にピアニストとして参加。
チャリティー活動も精力的に行っており、NPO法人北九州ホームレス自立支援機構自立生活援助ホーム「抱撲館下関」の支援活動として9回のチャリティーコンサートを開催している。
現在、東京を中心に各地でコンサート活動を行っている。